人生は選択することである

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随分と偉そうなタイトルである。

 

これは何かというと普通大学を卒業して音大に入った時の新入生代表として発表させて頂いた時のタイトルである。

 

随分前の事だが自分の中で大事な言葉だと感じている。

 

普通に大学に卒業したのだから一般就職するというのが常識である。

就職してサラリーマンになり、流れ作業の中に埋もれたくない。大多数の中の一人として埋もれたくない。興味のない事を延々と作業をこなすかのように人生何十年と生きていくのはつまらないものだろうとその時の自分は思った。 

 

 そこを自分はあえて自分の好きなチェロを弾いて生きていくというのを選択した。とても重い選択だと思う。

 

小さい頃からピアノ、バイオリンやチェロの教育を受けてきた人は当たり前のように音大に進学しプロになっていくという世界で、自分は専門的な教育はチェロのレッスンを四年間、それも月一回、もしくは二回だけだった。今冷静に考えても無謀だ。

 今は後悔はしていないが、音大に入りたての時はこの選択は本当に良かったのか自問したりした。ただやるからには腐っている訳にはいかない。中途半端に音楽をする訳にはいかない。

 

この地方の大学で一番に弾けるぐらいでは世の中で全く通用しないのだ。

 

 

 音楽でやっていこうと選択したのは綺麗事に聞こえるかもしれないが、この人生は一度しかないから自分が好きなことを仕事にしていきたいと思った。それだけだ。趣味で続けるくらいなら辞めるくらいの勢いだったと思う。

 

 

また先生に対しての憧れも強くあった。

音大に入る前に二人の先生に師事したがどちらの先生も第一線で活躍している。

 両方の先生が二人とも音楽、音楽に対する自分の在り方、物事の本質、問題に対する考え方を教えてくれた。

学校の勉強よりも深い事を教えてくれた。

 音楽で生きるという選択肢が頭の中に出てきたのはそうした先生に対しての強い憧れだった。

 

今の自分に憧れを憧れのままで終わらせずに少しでも近づいていきたいというモチベーションが途切れずあるのはそのお陰だ。

 

 

 

きっと今現在もこれからも常に新しい選択に迫られながら生きていくと思うが、後悔しないように生きていきたいと思う。

 

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